2011年2月12日土曜日

ガラパゴスの生き物:グンカンドリ


グンカンドリ:Fregata
ガラパゴスの空を見上げると真っ黒でM型のスマートな鳥が風に乗って優雅に飛んでいる。
クルーズ船に乗ると、ちゃっかり無賃乗船している輩も。。。

世界で5種類のグンカンドリのうち、ガラパゴスには一番大きな「オオグンカンドリ」と若干小さな「アメリカグンカンドリ」の2種類か生息。

このグンカンドリ、海鳥なのに羽に撥水機能がないので海に入ると溺れてしまいます。
その為、エサはカツオドリ等の他の海鳥から分捕るというかなりえげつないことします。



オスはのど元の赤い風船を膨らませ上空を飛んでいるメスに必死にアピール。
メスが近くまで来るとさらに羽も広げてアピール。


たまに4、5匹のオスがまとまって、喧嘩することもなく仲良くアピール。
メスは気に入ったオスの横に降りるのだが、そんな場合でも他のオスは絶対に手出しはしない、とても紳士的である。


雛は、真っ白

グンカンドリの繁殖時期は決まった季節などはなく、年中見ることができます。
ノースセイモア島では手の届くくらいの距離で見られるのでお勧め。